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メタボリックシンドロームの恐ろしさはどこにあるのでしょうか。

このメタボリックシンドロームの人が背負っているものは、
「肥満症」「高血圧症」「糖尿病」「高脂血症」と言った、
「動脈硬化」の原因になるものたちです。

こうしたリスクを持っていない人と比べると、
メタボリックシンドロームの人は、動脈硬化を起こす危険性が実に、
数十倍にも上ってしまうのです。

動脈硬化とは、本来柔軟性を持っていて柔らかいはずの血管が、

そのしなやかさを失いガチガチに固まってしまう病気なのです。

買ったばかりのホースは弾力性がありしなやかですが、
庭で雨風に打たれたまま年月が経つと、次第に硬くなって来て扱いにくくなりますよね。

しまいには途中に穴があいてしまったり、ひび割れてきたり。

ちょうど、そんなイメージです。

大切な血管がそんな状態になってしまったらどうなるのか・・。

心臓病や脳血管障害が引き起こされるのです。

これは大変危険な事です。

しかも、動脈硬化は自覚症状がないままどんどん進行します。

そうならないためにも、やはり生活習慣を見直し、
メタボリックシンドロームを予防しなければなりません。